20190719

桃のカッペリーニと島崎藤村 2019年の100日記,

島崎藤村が足掛け7年ほどを過ごした城下町小諸。私塾の講師として小諸に赴任、結婚し、子供ができた”小諸時代“の間に、藤村は文学者になると決意したそうです。「もっと自分を新鮮に、そして簡素にすることはないか」と自らに問うて。

島崎藤村が通った温泉、中棚荘へ一泊。本当は佐久平駅付近のビジネスホテルに泊まる予定があいにく三軒とも満室で、検索範囲を広げてみたところ、電車で二駅ほど離れた小諸に宿を見つけたのでした。ビジネスホテルと同じくらいの値段で、こんなに雰囲気のある温泉旅館に泊まれるなんて!ラッキーです。これからも、シュチョーの際は目的地から少しだけ離れた場所も探してみるようにしよう、と思いました。

夜も朝も露天風呂に浸かりのびのび、ずいぶんリフレッシュ。季節の掛け軸に生花が飾られたお部屋。宿にはもちろん島崎藤村の本がたくさん。読書も楽しめて、なかなか贅沢な一泊でした。

でも温泉宿は一人で楽しむのはもったいない気も…今度は夫と二人で来よう。





さて、小諸では、友人との嬉しい再会がありました。マコペンお仕事ツアーの合間に、ちょこっとだけ寄り道お喋り。しばらくぶりの友人の笑顔を見たら、ほっとして、ちょっと泣けちゃいそうだった。

二人ともすごくタイミング良くて。それぞれタイトなスケジュールの中で奇跡的に会うことができました。運がいい。


で、桃を二人でいただいたんです。




桃のカッペリーニに、桃のパイ!

じゅくじゅわっっと甘い桃果汁が口の中に広がり、とろけます。桃果肉と、塩とハーブとトマトと合わせると全く新しい味が生まれるのね!感動のひと皿でした。そしてびっくりする盛り付け!何かすっごい綺麗なの出てきたよー!って大興奮です。ケーキかと思ったけどパスタです。カッペリーニ(細いパスタ)と一緒に桃食べたのはじめて!デザートもたっぷり桃でまた大興奮。注文してから焼き上げてくれるパイの、ザクザク感がたまらなくて。終始2人で、静かに盛り上がっていました。

すごくしあわせな夜でした。しあわせすぎて、じゃーね、またね、元気でね、バイバイした後ちょっと涙ぐんでしまいました。(結局泣いた。)

いい夜。おしあわせに!

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