20220117

’last post' for a while.



私たちのところへやって来た小さな人、かわいい赤ちゃん!についての投稿は、これを最後に、しばらく筆を折ります。18年後くらいに、本人から許可がおりたら、次の投稿があるかもしれません。

18年後といわず、もしかしたら、30年後くらいになるかもしれませんね。もしいつか「新生児との日々」を綴ったエッセイを出版することになったら(すると私、とうに還暦をすぎてることになりますね‥うまく想像できない!)その時はぜひ、「
あぁ子どもとの関係うまくいってるんだなって」温かい目で読んで下さいね。
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This could be a last post about our baby for a while. I will not share photos, name, character and personality of our child on the internet and any other public media where anybody can see. The following story might be uploaded, Only if our child allows me to share when the child grew up enough 18 years later. Perhaps, I may publish a collection of essays on newborn parenting 30 years later, then you will know my baby let me to write.

I would love to talk and share about our baby’s stories with my family and friends in personal, but not on the post. I like to hear from you as an “experienced patenter”, about the worries and joys of parenting. It is encouraging.
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不特定多数の誰もが見られるオンライン上、SNS、新聞や雑誌含む媒体などに、自分の子どもの「個人が特定できる状態で、性格やそのほか個性について言及しない」。

というルールを自分に課したのは妊娠するよりも、もっとずっと前のことです。
決めていたはずなのに…いざ、赤ちゃんを目の前にすると、あまりの可愛らしさに、姿や仕草を世界中に見せびらかしたい欲求がむくむく湧いて来て、葛藤してます。

自分の欲求の塊に楔を打つためにも、今回、「宣言」を投稿することに決めました。
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子育ての話をしたくないわけではないのです、ただ「オンライン上の誰でも見えるところではしない」というだけです。子育て経験者の方の体験談を聞けるのはすごくありがたいことですし、同じような状況の人と大変さや喜びを分かち合うことができるのは、嬉しいことです。

そして…近しい人(家族や友人)には、「うちのこ可愛いんだけどどうしよう!」って親バカ話を聞いてもらえると嬉しいです。(うっとおしがられない程度に抑えるようにしなくちゃ…。)
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親になるよりもずっと前に、自分がまだ子どもであった時のきもちを忘れないうちに、「自分が親になった時に、してはいけないこと」を色々考えていました。基準は…小さな時の私がめちゃくちゃに怒るだろうこと。親子関係に修復が難しいくらいの亀裂が入ってしまいそうなことはしない、と決めました。
(私の怒るポイントいっぱいあるので大変!)

自分がけっこう…わりと小さな頃から自分の意見をきっぱり持って、頑固で、意思が強い感じなので…もし私に似た感じの子だったら、こりゃぁたいへんなことだなぁ。と想像します。(私の両親はよくこんな私を投げ出さず育ててくれたもんです、と今更ながら思っているところです。苦労かけました。)さて、私たちはどうなることやら、ちょっとキンチョウしてます。

自分がいやだと思うことはしないっていうシンプルなルール。でもどんなに想像して準備しても、実際は自分とこの子は違う人で、違う価値観を持つことになるでしょう…から、そう簡単にはいかないでしょうね。この子は何を好み、何をいやだと思うのかしら。よく聴いて、話し合いながら都度考えていくのだろうなぁ。いっぱい親子げんかするのかなぁ…どきどき。

親子げんかできるくらい大きく、無事に健康に成長してくれますように…!

いつだって、ひとりの人間として尊重し、敬意を持って接したいと思っておりますよ。

写真は泣きはじめの顔のスケッチ。ぴっちり閉じた目の真ん中あたりに、ぷくーーっと球がふくらむような涙。あぁ、泣いてるのに可愛い‥!
It's a sketch of a baby face that started crying. I can see tears like a bulging ball, around the center of the tightly closed eyes.




*余談

妊娠出産報告をして以来「話ができる仲間が増えた!」と感じてます。心強いことです。

(フリーランスの絵描きの悲喜こもごもの話が通じる人が少ないことに比べると、子そだて経験者の数は絶対的に多いですね。)


赤ちゃんと一緒に歩いているだけで、声をかけてくれる年配の女性もいて、なんだかあたたかい気持ちになります。タスマニア大学院時代の友人たちとも再びつながることができ、海の向こうの各国での子育て事情の話が聴けるのも楽しいことです。自分よりずいぶん年下の、だけど親業では先輩の子からは、日本での子育てと仕事の両立についての現実的なお話しをききました。参考になります。

年齢や国を超えてフラットに話すことができる共通の話題なんですねぇ、子育てって。


「親になったもの同士、知恵を出し合い、力を合わせこどもを育てていこう!」というこの感じ、いいものですね。平和!

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Since I tolled that my pregnancy and childbirth, I feel that "the number of friends to talk has increased!" It is encouraging. Parenting seems like a common topic that we can talk regardless of age or country.

(Compared to that there are few people who talks about the sadness and joy of sketch journalist / solo painter, the number of people who have experience with child-rearing is absolutely large.)


I talked to the women who are about 10 years younger than me, but she's already raising children. It is very useful to hear about the current state of the childrearing environment and working conditions in Japan.

It’s fun to reconnect with friends from University of Tasmania and listen to stories about parenting.


Even an elderly lady who walked passed, talked to me and baby. " Hi. What a beautiful baby! does your baby sleeping well? joust few more months to go. Then, you will be able to sleep enough. good luck." It made me feel warm.


It's like, "Now, let's share our wisdom and work together to raise small children." very nice. Very peaceful.



20220110

2021年に読んだ本記録 Books I have read in 2021

 49冊
2021年は例年の半分以下(昨年の1/4)の読書量です。体力/体調的な問題ですね。冊数は少ないですが、とても良い本に出会えました。購入した本は例年よりも多いかもしれません。(図書館などでかりて読んだあと、気に入ったものを購入します。)


共に生きるということ be humane (100年インタビュー)

未来の授業 SDGsライフキャリアBOOK

八ヶ岳の野鳥に逢いにきました。

「作家」と「魔女」の集まっちゃった思い出

聴くと聞こえる: on Listening 1950-2017

目でみる妊娠と出産 (Visual series)

日めくりマタニティブック

日本の藍 ジャパン・ブルー Japan Blue

染め草の散歩道

緑のデザイン 住まいと引き立てあう設計手法

鬼は逃げる

「Yawn」ヨーン 町と旅を思い起こす文芸誌 雲の上のスープ

商標登録の実務がよくわかる本 (こんな実務書がほしかった!Series)

パリの有名レストランを巡って辿りついた、私の星付きビストロレシピ

人生の基盤は妊娠中から3歳までに決まる: 人生でいちばん大切な3歳までの育て方

親と子のアドラー心理学

46歳で父になった社会学者

イタリアでのこと 旅で出会った、マンマとヴィーノとパッシオーネ

最後の昼餐


ほか

20220101

Welcome.

10ヶ月、おなかの中で育ってきた赤ちゃんが、外の世界へと出て来てくれました。

Please join us to welcome our baby. I wish I could travel around with my baby to introduce to my old friends instead of greeting on facebook.


Adorable beautiful baby came out, after 10months of amazing maternity life! It was a wonderful and magnificent experience that could not be explained in words. Through the experience, I realized that human beings are also one of the animals/life -it might be sound strange to you-. Fell the soft and warm weight of a small person sleeping in my arms, and mutter “it's just amazing. It's wonderful."


すごいものですね。

腕の中でスースーと寝息を立てている小さな人の、柔らかく温かな重みを感じながら、「まったく不思議でならないけど、とにかくすごいことだなぁ。すばらしいことだなぁ。」と感動しています。

まったく、どう言葉にしたらいいのかうまく分からなくて歯がゆいんですけど…。人間も動物のひとつ、生き物だったんだわぁと思い知らされた気分です。


生命誕生の過程において、自分にははかり知れないことばかり。小さな細胞が分裂を繰り返し、さまざまな器官がつくられ一人の人間が作り出されてきたと…本で読み想像することはできますが、それ以外自分でできることって、あまりありません。例えば「今日は赤ちゃんの肺を完成させるぞ!」なんて決意し計画を立て自分で手を動かすわけじゃないんですよね。いつの間にかできあがってる。それがさも当然のことのようにおこっていて、なんだかすごいことだなぁって思うんです。

自分の身体も。自分のものでありながら自分のコントロール下になく、何らかの力によって組み変えられ続けてきた10ヶ月の妊娠生活。しまいには、一度身体が解体され、壊されたかのような分娩!(なかなか過酷な体験でした。)


生き物ってすごいなという感動と共に、現代の医療にも感謝しています。今こうして、ふにゃふにゃ寝ている赤ちゃんを眺めながら、呑気にSNS投稿文を書いていられることは、ほんとに奇跡的に幸せなこと。名古屋市立大学病院のみなさまありがとうございます。(ほんとは、海での水中出産に憧れがあった私ですが、今回大学病院で出産できて本当によかったと、心から思っています。)


余談ですが…陣痛がめっちゃくちゃ痛くてすごくツライ時に、むかし自分が描いた絵に再会しました。のびのびと泳ぐ魚の群れの絵。透き通るオレンジとブルー、陽気な色の魚たち。苦痛にゆがんだ瞼の隙間から絵を眺め、気持ちよい海の中を想像して陣痛の波の中を泳ぐようにして乗り越えました。むかし自分の描いた絵に勇気づけられた気分です。(「この絵私が描いたの!」と助産師さんに説明しようとしたんですが、あまりに痛すぎて「フーーーーッ!フーーーッ!」という息以外、何の言葉も口から出てこず。笑)

実は名古屋市立大学は実は私達夫婦の母校でして、産婦人科の先生2人お友達でした。すごく心強かったです。


不安要素の多い妊娠出産でしたが、ふたをあけてみれば、無事。要所要所で、まわりの人や環境に恵まれ、なんとも幸運な私たちです。今も、様々な人の温かい目に見守られています。ありがたいことです。


There wasn't much I could do. I can only imagine the process of the birth. I read that a small cells repeated division, and various organs were created, and it became one human being. Amazing! 

Also, My body was not under my control, and had changed 10months by some force/ whatever. Then, it was like “once my body was broken,  dismantled, and now it's being reassembled.” It was quite rough birth. 


I am impressed that How amazing life is! At the same time, I am also grateful for newest modern medical care provided by the university hospital. I am appreciate to Nagoya City University Hospital.


By the way, I got a bachelor's degree from Nagoya City University 14years ago. I was studying the medical environment and art. Inside the hospital, there is a mural that I drew when I was a student. I reunited with the mural painting when my labor was so painful. The picture shows the fish swimming freely and lively. The colors of the fish are orange and blue, hilarious and cheerful colors. I looked at the painting through the gap in my painfully distorted eyelids. The mural cheered me up. I tried to explain to the midwife, "I drew this picture!", but I couldn’t. It was so painful  so I couldn't say anything other than the breath “phoooooo phooooooo". Lol


Looking back, we are very fortunate to be blessed with the people and environment around us. Thanks.


There are many things I want to write, but I need to finish writing. As my baby is crying, I have to feed my baby. Thank you for reading my strange note….