20060910

海を歩いて渡る 









島唄よ風にのり 鳥とともに 海を渡れ ♪ 

鼻歌フンフン歌いながら、海を渡ってまいりました。 
歩いて!! 


終わりゆく夏を惜しむ旅 
企画:真子 
出演:友人K、真子 
コンセプト:「島でおにぎりを食べよう」 

その時ちょうど引き潮で、 
海は浅く、底が見え、きらきら光っていた。 

「これ、このまま歩いて島まで渡れちゃうんじゃない?」 
「え?あの辺深そうじゃない?…でも、行けるかも?」 
まぁ、途中深くて無理そうだったら引き返せばいいし、 
なにも満ち潮ったってそんな急にどどって押し寄せてくるわけでもなし。 
ぴちゃぴちゃ足音たてて 気ままに進む。 

海を歩く。 

海を歩いて渡る。 

なんだかシュールで きれいで 楽しい。 
みなもはきらきら輝く。波のバックグラウンドミュージックに、足音と鼻歌がまじる。空がでかい。ねっとり湿気を含んでいるくせに気持ちいい風。 

渡れちゃいましたよ? 
ね? 
何事も、やってみるもんです。んふふ♪ 

島は小さく、歩いて30分程度で一周できるという。島まで来てわざわざ時計出す気にもなれないから、確かめてはないですが。 
山にしろ、川にしろ、海にしろ、大自然を目の前にしたとき、または包まれたとき そこにながれるこの独特の時間の流れが好きだ。ゆったりとした、でも 遅くもなく、すごく心地良い時間。とても贅沢な時間。 

持ち物は、おにぎりとお茶。 
そこにあるのは、島と海と風と隣にいる友人。 
おにぎり食べて、話して…。 
何をするというでもなく、ゆったりとすごす。 

風を感じ 
太陽の動いていくのを感じ 
潮が満ち島の地形が変わるのを眺め 
それに従い、波の音、波のリズムが変わることにおどろき 

ちっぽけな島でたっぷり一日(半日) 
海の潮気と太陽のひかりで、私の肌も髪もさらに傷んでしまったけれど 
すごく満たされた。おなか一杯大満足の一日だった。