20141031

9月10月の読んだ本リスト/Books I have read in September and October .

2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:495ページ
ナイス数:2ナイス

日本人とは何か日本人とは何か感想
わたしは、なんともいえないいきずまり感と、ぞわぞわした混沌のパワーと可能性をぼんやり感じていて、その正体をすこしクリアにしたくて、そしてこの本に出会った。アィデンティティの確立は本当に必要なのか。混沌、ゆらぎ、あいまいさ内包するエネルギーて実はすごいんじゃないか。合理主義、秩序のいきづまりを打破できるとしたら、無秩序なものの集合体のゆらぎのなかから?古事記で神様たちが、どろどろしたものかき混ぜて日本をつくったときのように
読了日:9月14日 著者:中西進
マルクスだったらこう考える (光文社新書)マルクスだったらこう考える (光文社新書)感想
移民労働者を雇ったり、海外へ工場を移転したりする企業の株主も多国籍化していたり。そんな最近。グローバリゼーションは資本主義のパンドラの箱!?一度蓋をあけてしまったら後戻りできないこの状況で、国のこと、民族のこと、労働者のことをどう考えるか。21世紀の問題を19世紀のあの人、マルクスだったらどう考えるのか、て本。まずは労働者の章から。自己責任論噴出の背景、無批判な労働者をつくり出す社会教育、、、えとせとら。考えたふりしてながすのはだめ。どきっとしたことば「沈黙と不在」
読了日:9月12日 著者:的場昭弘

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2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:393ページ
ナイス数:0ナイス

植物はすごい - 生き残りをかけたしくみと工夫 (中公新書)植物はすごい - 生き残りをかけたしくみと工夫 (中公新書)感想
植物はすごい、すごい、と著者が感動しているのがつたわってくる本。「やさしくない太陽に抗う」植物のしくみ、構造て建築に生かせそうだなー。とか、少し身体を食べさせるのを良しとした上で、恩恵をうけ、でも大事な部分はきっちり守り、とか人生のサバイバル術となりそう。だとか、いろいろなことに勝手にあてはめて想像がふくらむ。ただ、この本は徹底して植物のことだけを褒めちぎる。その潔さがきもちいい。植物はすごい
読了日:10月14日 著者:田中修
あるニセ占い師の告白 ~偉い奴ほど使っている!人を動かす究極の話術&心理術「ブラック・コールドリーディング」 (FOREST MINI BOOK)あるニセ占い師の告白 ~偉い奴ほど使っている!人を動かす究極の話術&心理術「ブラック・コールドリーディング」 (FOREST MINI BOOK)感想
ほほーと呟きながら電車移動の中で読んだ一冊。霊能力者として、前世リーディングなどで一儲けした「ニセ占い師」がその手法を語る、という設定。相手をようく観察する、人がもっている「ずるさ」を見抜く。相手が求めている「自分を正当化させるための言い訳」を言ってあげる。弱い人は追い詰めてはダメ、逃げ道を残してあげる。窮鼠猫を噛むに注意。自分の話に一番興味がある相手、知識もウンチクもいらないからその人と向き合う。同じ値段で繰り返し占うとなめられる。。。ほほー
読了日:10月13日 著者:ジョン・W・カルヴァー,石井裕之

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