20190605

子供とお年寄りと植物の壁画 2019年の100日記,



Drawing by #makopenandpaper ・
My artifact was set up at welfare composite facility of nursery and outpatient Long-Term care for dementia patients. The facility is going to start their services in middle of June - in 3days- in 2019.

《みんなのお家岐南/ぐるんぱルーム》
(認知症対応型デイサービス+企業主導型保育園。)
無事竣工しまして、昨日今日と、お施主さん主催の内覧会がひらかれております。建築家 大建metさんと、造園家の園三さんがつくりあげた世界がとても魅力的!私の絵もそっと、添えさせてもらっています。

実のなる木を植え、畑も田んぼもある豊かな庭。いつ何が収穫できるのか、を示した栽培カレンダー兼、施設内マップを描きました。重ねて、「お年寄りと小さな子どもたちが、共に時間を過ごす場所」というお施主さんのイメージを絵に描いています。じーーといつまでも眺めていられるように、たくさんの小さな物語が、一枚の絵の中に編み込まれていますよ。施設を利用する方や、スタッフの方が日々を楽しく過ごす為の小さなヒントのひとつに使ってもらえたら嬉しいな。

3歳以下の小さな子どもの保育園ということで…普段なかなか描くことない小さな子どもの絵を描くにあたり、友人や家族のお子さんにモデルさんになってもらいました。ご協力くださった皆さま、本当にありがとうございます。動きや姿勢、目から鱗でした。ヨガの先生もビックリな身体の動きをしてたりするものですね!

こんなに小さな子を、こんなにたくさん描いたのはじめて!です。毎月スケッチしている「まつもと古市」に現れる3歳以下の子は大抵ベビーカーに座って寝ているか抱っこされていますからね。今回なかなか楽しい絵描き作業でした。

ドローイング作業途中の様子です。
建築士さんからおかりした建物平面図と、造園屋さんからおかりした植栽図面と、私がイラレでかいたカレンダーを重ね合わせて印刷。出来上がりサイズに印刷したものをそばに置き、見比べながら、本番…シナベニヤ板の上にカタチをとっていきます。行ったり来たり見比べながらの作業




植物ドローイングは、下絵なし。ガイドラインにとらわれることなくのびのびと伸びていく線画の枝葉に、たわわに実るブルーベリー。梅の実。イチジク。ブラックベリーの花が咲く。考えて描くというより、手に宿った脳みそに託して。板の上をペンが走るに任せます。



 《みんなのお家岐南/ぐるんぱルーム》
建築:大建met
構造:なわけんジム
造園:園三
壁画:MAKO.pen&paper

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