20190618

昔からそこに描かれていたかのような 2019年の100日記,

日に焼けて色褪せたような雰囲気で。山の絵、まるで昔からそこに描かれていたかのような。




壁画としての耐久性を考えて、画材はアクリル絵の具をチョイス。ただし山山食堂の店主さんの好みの「淡い透明水彩絵の具でふわっと描いた」かのようなニュアンスづくりを工夫しました。壁画は絵の具が垂れやすいので(絵の中にタラーーっと絵の具が流れ落ちていきがち)、粘度もある程度必要。悩ましいところ…。さて、使用したアクリル絵の具は4色(山山食堂のペンティング用に考えて選んで購入したもの)を、混ぜ合わせての繊細な色づくり。古道具や古雑貨を多用した店内に合わせて…内装に使われている色をピックアップして、色をつくり、絵の中に落とし込んでいきました。主張しすぎず、気持ちよく馴染む、山の絵、まるで昔からそこに描かれていたかのような。

長野県松本市List (リスト)内の「山山食堂(さんさん食堂)」の為のウォールペイント。ぜひお店でご覧下さい。
*List は山山食堂、古道具燕、栞日分室、3つのお店が入っている建物です。

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