20190518

シルクスクリーンで細い線を出す 2019年の100日記,




ようやく今日の作業を終えて、ほぅっとひと息。刷り上がりましたよ「まつもと古市」オリジナル手ぬぐい!一枚一枚手作業ですので、かすれたり、滲んだりもあります。手ぬぐいの生地も、古いものを使っており、ところどころ日に焼けて黄色く変色していたり…。それらの要素が相まって、「古市」らしい独特な味わいぶかいものになったように思います。私のスケッチの特徴でもある「細い線」出せて感動

制作にご協力いただきましたのは、松本市の「magtas(マグタス)」さん。自分でシルクスクリーンを刷りたい人にはとても嬉しい工房です。まだオープンして一か月くらいの新しい場所。私も工房にお世話になるのは初めて。店長さんや、腕利きデザイナーさんが、道具の使い方などを手取り足取り、教えてくれました。

この細い線をシルクスクリーンで出すのにちょっとヒヤヒヤ、ひと苦労しました。(これまで手ぬぐい制作を業者さんに依頼したことが何度かあるのですが、断られる細さです。この細さをシルクスクリーンでできるなんて感動。)経験値のあるスタッフさんのアドバイスなしには実現できなかったでしょう。インクに一工夫して、のびを良くしてくれたり、版と布の間の距離感を調整してくれたり、テクニックを実演を交え教えてくれました。ほんとお世話になりました。感謝 

5/19(日)、長野県松本市にて、古いものと古いものを愛する人が集う市場『まつもと古市(ふるいち)#50』を開催。ついに50回目!!!私はいつも通り会場の様子をスケッチで記録する係です。加えてアニバーサリーの今回は、何かちょっとだけ特別なことをしてみようかな。なんて思っております。と言っておりました特別なこと、このオリジナル手ぬぐいでした!

まつもと古市のリーダー「古道具・燕(つばくろ)」さんの声かけにはじまり…「ノベルティ作りたい」「え!?今からですか!(私)」。本日松本入りした私、本日午前に、燕さんと打ち合わせ。どんなイメージの手ぬぐいにするかお喋りし、過去のスケッチからそれぞれのお気に入りのスケッチ選んで一コマ一コマ切り貼りする作業。データが完成したら版づくり。そして試し刷り…この辺りで一旦くじけそうになりつつも、工房のスタッフさんのお力もあり気を取り直したところに助っ人登場。明日の出店者さんのお2人の力をかりての制作となりました。打合せからデータ制作、刷り上がりまで1日で終えるなんて強行スケジュール、「まつもと古市」メンバーとでなくちゃ有り得ない気がします。学生時代の文化祭の前日みたいな雰囲気!でクタクタになりつつも楽しかったです。



それでは明日、
■ まつもと古市 #50

日時: 2019年5月19日(日)10〜16時
場所: 松本城大手門枡形跡広場
入場料: 無料

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