20190511

ゆがんだ車輪を直しましょう 2019年の100日記,

『Wheel Truing / ゆがんだ車輪を直しましょう』講座に参加してきました。タイヤの仕組みを教えてくれるところから始まり、おかげですごく面白かったです。ただタイヤと呼んでいたものが、いろんな部品でできているんだと見えるようになり、それぞれの名前を覚えました。リム」と「ハブ」を「スポーク」で繋げてて「ニップル」で留めていて…。


自転車にとって、「軽いこと」すごく価値があることらしいということも知りました。
「強くて重い」か「弱くなるけど軽い」方を選ぶか、という選択が、自転車を組み上げる過程において度々出てくる様子。例えば、スポーク。ハリガネのような部品。よく使うのは14番という2mmのものだそう。でもレースに出るとかで軽くしたい時は15番 の1.8mmのものを使う。その差たったの0.2mm(私がいつも使っているペンの細さ!)。ちょっと細かすぎやしないか!って思うくらい神経質に部品を選んでいくようです。軽さっていうのがすごく重要らしい。

それから組み方。スポークの交差数が多くなる「タンジェント組」は強度が増すけど、少し重くなる。対照的に「ラジアル組」では交差させないので、スポークも短くてすみ、結果軽くなるそうだ。(分かりやすい説明で納得。)

タフに乗りたいのか、軽やかに乗りたいのか、用途に合わせてタイヤの部品の選び方が変わり、組み方が変わる。コーヒーを粗く引きたいか、細かく引きたいか、気分や豆によって変えるのと似ている。「カレールーをポンと入れてカレーを作っていた」ところから、「スパイス炒めて玉ねぎトマトでカレーを作れるようになる」のに似ている。何の材料がどういう働きをしているか知ればより自分好みのしつらえにすることができるのね。としきりに納得していました。

とタイヤの仕組みを面白がったあとで、実際のタイヤのフレとり。これはなかなか地道な作業でして、縦のフレを直すと横にフレ出したり、あっち締めてはこっち締めてと永遠に終わらなそうな作業でした。講座時間中にようやく一本。

名古屋のCulture Clubさんにて 「自転車にまつわる基本的な技術を身につけることができる」【Basic Bicycle Maintenance Course】の第3回目におじゃましました。(1、2すっとばして3ですみません。)タイヤがふにゃふにゃ動くなぁと気になっていたのです。タイヤのゆがみを直してもらいたいな…でも自分でできるなら、自分でやってみたいなぁ!と、車に自転車積んで名古屋まで(初めての1人名古屋ドライブ!も私にとってはハイライトのひとつでした。)

あぁ面白かった。



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