タスマニアは秋色に染まり、とくに今朝はそこかしこがあまりに綺麗で、立ち止まらずに歩き続けることなんて不可能なくらい。ここ二週間ほどのあいだに街路樹も、渓谷の木々も色づき始めていて、あー秋だなぁなんてぼんやり思っていたものの、いったいどうしたことか、たった一日でその全ての景色がこんなに劇的に美しくなるなんて。たった一日、きのうのあの雨の日のあと、まるで町中が秋の祝祭に震えているかのような美しさに包まれた。とてもとても。なんども立ち止まっては、舞い落ちる木の葉に見入ってしまった。そんなわけで仕事にすこし遅刻してしまったのだが。どこもがとにかく綺麗で、絵になる瞬間の連続で、この今朝の心震える一瞬一瞬をすべてつかまえてスケッチブックにうつしとれたらどんなにすばらしいんだろうと。一日中絵を描いていられたらなぁ。この先いつか、今朝の感動した記憶を絵におこすときに参考資料としてつかえないかな、と思い、急いだラフなスケッチを数枚。
I couldn't keep walking this morning, because the landscape was too beautiful in Autumn color to resist stop walking. I had noticed that some of leafs of street trees and woods in gorge turned into yellowish or red in these 2 weeks, but its beauty grown up dramatically in just one day. What's happen!? After the rainy day, all town seem changed more beautiful to cerebrate autumn. It was incredible. I stopped several times and watched how leafs were fell off. As a result, I was late at work little bit though. Everywhere were so beautiful and I wanted to capture a lots of moment of this morning. I wish I could draw or paint whole day. I did some quick sketches for reference that I will use it for further painting by memories.
朝日につつまれて。ひとつのお皿からわけあって、カフェで朝食をとるふたり(一人と一匹)。逆光で金色に輝いてた犬の毛が輪郭をぼんやりさせていた。落ち葉はずっと舞い続けていた。
街頭の修理をするおにぃさんふたり、それを見守る路上花売りのおばちゃん。
巨木。オレンジと茶色、赤と黄色と黄緑が光に透けて重なり、陰になった木の幹と枝が風景をしめる。そして小さな人。圧倒的に綺麗な世界に、耳障りな噴水のびたびたびたという音。もっと美しい噴水の音の演出ってないものかしら?
これは景色とはまったく関係ないんだけど、カフェで雑誌読んでたら、件のアーキオプトレックスArchaeopteryx(この記事のひとつまえ、5月7日の日記参照)という言葉が突然紙面にあらわれたので。小さな静かなカフェにいたのにおもわず吹き出してしまった。
忘れちゃわないうちに、色のメモ。
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