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20191206

人生ずっと夏休み 2019年の100日記,



パオを地元の海へ連れて行きました。 
 #ほら吹きと放浪癖

キラキラ光る波、砂浜、12月になったというのにあたたかな陽射し!波の音と、違う国の言葉で話すサーファー達の笑い声。


パオがうちに来てから「人生をめいっぱい楽しもうモード」の時間がより長くなりました。 


え?前から人生楽しんでいるように見えてたって?

一応、私の自分自身の理解では、以前は「もっともっと頑張ろう!頑張れ自分モード」のヒリヒリした時間を生きていた…傾向が(!?)ありました。たぶん。どうかな?ま、自分としては頑張っているつもりでも、他の人から見たら遊んで見えていたかもしれないけどね。

「おまえはいつまでも、『人生ずっと夏休み』みたいな生き方してー」

と、これまで度々父が私に言ってきたセリフです。言われた本人(私)、けっこう気に入っています。これから先もずっとそう言われたい。

パオと夏休み、って似合う言葉だな…なんてことを冬の海でぼんやりおもってました。ポカポカ陽気できもちいい最高の気分。一人ドライブも、二人ドライブも、運転席も助手席も好きです。高速道路では登坂車線をキープしてノロノロ気味の走りですが、ゆっくり目でもパオで走るのはとても気持ちいい。

若者の車離れ と巷では言われておりますが、最近、車が好きになった私です。…って?あ!れ?ひょっとして私もう若者に分類されてないのかな?ま、いっか

20191111

パオ 2019年の100日記



11月第1週目。
よく移動した1週間でした。パオとの蜜月ハニームーン。見てくださいこの冒険感、ワクワク感、旅人感、WANDERLUST(放浪癖)感。

まるで旅のトランクを大きくして、中に乗り込んで、ハンドル差し込んだみたいな感じ!

キャンバストップになっていて、天窓があくの。これが最高に気持ちいよくて。空が見え、光が落ち風がふくと、ほんと、頭がふわっと軽くなる感じがします。それまで考え事や悩み事や問題解決の方法などで頭を悩ませて重ーくなっていても、天井あいた車でドライブしたら、スコーーンと一旦頭がリセットされます。「あぁ脳天気(能天気)」とよく口に出しています。

能天気という言葉が好きになりました。(ネガティブな言葉だと思っていたし、そう使われがちだけど)脳内が晴れるような実感を経験した今は、「能天気」という言葉にとてもいい印象を持っています。頭(脳みそ)の上に、よいお天気の空が広がると、頭の中まで晴れていくような気がします。ぱぁぁっと明るい気持ちになります。寒くなるまで、(まだ寒くない!)は、このまま、空を感じながらドライブしたい。

20191103

八ヶ岳倶楽部 2019年の100日記



八ヶ岳倶楽部、前回訪問時に描いて手渡してきたスケッチが、玄関口で出迎えてくれた。飾っていてくれたなんて、とても嬉しい。


「八ヶ岳デイズ」という雑誌の連載で、柳生博さんの書かれるエッセイに絵を描いています。というお仕事をさせてもらっています。

20191026

20191023

だいじなのは小さな物語の集積 2019年の100日記,


とても嬉しいことがあったので、聞いてください!GREEN HOUSEさんのインスタグラムで、わたし真子のことを素敵に紹介して下さいました。「コンセプトを根っこから知ろうとして下さる方。」「とても勉強熱心。」本当に嬉しく光栄なことです。そして、今回ご依頼してくださっている「絵」、きっと魅力的な「物語を織り込んだ絵」にしあがることでしょう!


お仕事として絵を描く時は、ケースバイケースで様々な方法があるのですが…
直接わたしに、絵のご依頼をしてくださった方に対しては、なるべく多くの時間を「情報を集め整理する」作業にあてるようにしています。そして、

「物語を集めて組み直し、一枚の絵にしていく」という方法で絵を描き上げます。興味深く、すごく楽しんで、その作業にあたらせてもらっています。 

物語は、現場に落ちていたり、その土地の地層の中に埋まっていたり、書物の中にあることもあれば、神社に残された言い伝えに姿を潜ませて、湧き水と一緒に吹き出してきたりします。そして何よりも、対象としてる場所、またはプロジェクトに関わっている一人一人の内側にそっと眠っていたりします。


(お仕事としての絵のご依頼には、もちろん時間にも予算にも限りがありますが、限りがあるからこそできることも、生まれるものもあるような気がしています。集中して感覚をそば立たせるには、むしろ時間制限があった方がうまくいきます。)


私に絵をご依頼してくださったミスズアグリさんでは何十人もの方が働いています。わたしはそのうちの数人の方にお会いし、それぞれの方と少しづつお話をさせてもらいました。社長さんはじめ、総務として働いている方や、飲食店のスタッフとして働いている方、店長になられる方、農場で、または肥料づくりの現場で働いている方に、働いていた方…。一人一人の心の中にある、ご自身の仕事への想いや、思い出、楽しんでいること、大切にしていること…そういった個人の物語を聞かせてもらいました。ひとつづつ、拾い集めてつなぎ合わせて織り込んでいくことが、「ひとつの会社全体をあらわす絵」を描くわたしなりの方法です。


一文でコンセプトを説明し、ターゲットとするお客さんの胸に刺さる「キャッチコピー」のような鋭さや、折り込みチラシのような明快な紙面をつくるのは、わたしにはちょっと苦手です。でも、キャッチーな言葉やロゴマークのうしろに回り、一見ぼやっと霞む背景となりながらも、小さな物語たちを紡ぎ、大きなイメージを描くことは得意かもしれません。物語は繋がりながら、お互いをうつし合い、キラキラ輝く、光の網になります。ジュウジュウタイモウのイメージです。


私の絵は、(腕のいいコピーライターさんと組まない限り)広告/広報という意味での即効性には少しかけるかもしれませんが、スルっと人々の意識の中にすべりこみ、時間をかけて効果を出してくれるんじゃないかな、と自分なりに思っています。いつの間に側にいて、ながく寄り添う絵。物語全体の持つイメージを好きになってくれるファンを増やしていくような。そういうお手伝いをする絵です。見た目は素朴で柔らかい物腰の絵ですが、そこに描かれている物語は「リアル」だから、それは実はとても「つよい」のです。ニセモノの、雰囲気だけ今っぽく仕立てたイメージは時間が経てばメッキが剥がれていきますが、本物は味わいを増していきます。

そんな絵を描くにあたり、だいじなのは小さな物語の集積です。あるひとつの企業さんのことを知ろうとした時に、私が気にするのは、企画書の中の企業のコンセプトを示す一文というよりも、(もちろんそれもだいじですけども)、動いている実際の現場の風景だったり、ひとりひとりがどのように働いているかだったりします。そういった話を集めたいなぁという時に、相手側の方に、「コンセプトを根っこから知ろうとして下さる方。」だと言っていただけたのなら、それは良い追い風に乗っていることになります。 ・


だからもう、きっといい絵になることでしょう。

ミスズアグリ さんの新店舗の壁画。
心地よいエネルギーがふつふつと湧いてきます。

makopenandpaperの壁画制作
あるいは
本気の空想スケッチ


*
最近本をつくっています
自分の制作や仕事の取り組み方の、言語化を試みているところです

20190928

縄文土器 2019年の100日記

八ヶ岳の縄文遺跡にて、ほら貝吹き体験会の講師(夫)の付き添い。




縄文時代中期の集落跡「梅之木遺跡」にて。復元された竪穴式住居に宿泊し、出土した土器のレプリカで煮炊きして、ほら貝を吹いてみよう、という体験会が開催されました。

復元した竪穴式住居。数人集まって、思いおもいに吹くほら貝の音が重なるのは、なかなかに気持ち良い。5000年前なんてうまく想像できないけども…大きな大きな空の下、火を焚いて、熱した石の間に葉っぱに包んだお肉を投げ込みました。その辺に生えてるヨモギを一緒に包んだので、香り高い!サツマイモやジャガイモはそのまま放り込み、焦げた皮を剥がして食べます。拾った枝の先をナイフで削って、ソーセージさして炙って。縄文の土器(レプリカ土器)に色々入れ、焚き火の中、突き立てます。美味しい、ワイルドキャンプ。



はじめての調理器具に出会う。縄文土器 編。

教科書や、博物館に展示されているものを眺めたことはあれど、使ってみるのは初めて。トンがった鍋底は、おき火の中に刺すのに便利よね、とか、外側は煤で真っ黒になるよね、そりゃそうよね、だとか。使ってみて分かることもある。

国の史跡の指定を受けた遺跡を会場に、山梨県北杜市さんの公共の企画で、こんな大胆なイベントをひらくだなんて、すごい。北杜市さん、すごい。ライブ縄文体験ができるって、とてもとても面白いと思う。椅子に座ってベンキョーすることに苦手意識を持つ子ども達、歴史(考古学!?)を嫌いになる前に、遺跡で遊んでみるのはどうだろう?

いろんなことができそうー!
私もどこかの遺跡のやとわれ縄文人になりたい… 

今回は「ちょっとお手伝い」くらいだったけど、次回があれば、自分でメニュー考えて、とびきり美味しい「縄文料理」プロデュースしてみたい…!

夫が「ほら吹き」ゆえ、私も一緒に縄文遺跡体験ができました。ラッキー。そして、「遺跡の使い方/楽しみ方/遊びながらベンキョーすること」の可能性について想像をめぐらせワクワクしております。

20190804

小川でハムレタスサンドを 2019年の100日記,


《日曜日の朝ごはん 》
合成写真みたいだけど、ほんとの風景。夫の秘密の場所“お弁当スポット”に連れて行ってもらいました。キンッキンに冷たい小川、天然のクーラーのよう!ひんやり心地良い場所には蝶が舞い、花が咲き、泳ぐ魚の群れに、ザリガニも発見。

シンプルなハムレタスサンドを最高に美味しく作ってくれるBBCさん(結婚式の時に朝食を頼んだお店)のモーニングセットをテイクアウト。やっぱりほんとにおいしい!ご馳走さまです!

20190724

森ネコと一緒に朝ごはん 2019年の100日記,

仏師先生(ほとけ様の像をつくる人)のお宅で目覚めた、八ヶ岳の朝。森ネコと一緒に朝ごはん。音風景が大変心地よかったです。





夫が慕っているご夫婦のお宅「もののけハウス」を、2人一緒に訪ねました。何度も話に聞いていた方、お会いできることをすごく楽しみにしていました。

昨晩はすごいご馳走でした。テーブルに次々と並ぶのは、ご夫婦の手料理です。色鮮やかな、生春巻きのためのタレ2種との相性が良い。タレの作りかた、教えてもらいたいくらい。器もおもしろい。トルコで買ったというBBQ串に大興奮。取り皿は奥さまの手づくり。アンチョビの効いたサラダ。もっちりジューシーなモッツァレラチーズ。どれもすごく美味しい。ご夫婦揃ってお料理好きのお料理上手!道具も含めて食事の準備をすごく楽しんでいて、ゴハンの時間を大切にしていることが伝わってきました。
テーブルにはアナベル?紫陽花?小さく細かなガクのこんもりとしたお花がいけられていて、それが嬉しくてテンションが上がってしまいます。(お宅到着までの八ヶ岳ドライブ中、道端に咲く白い花たちの存在感がすごくて、いいなぁ好きだなぁいいなぁっていちいち声に出していたくらい!)
美味しかったです。ごちそうさまでした。





不思議な場所へと案内してくださいました。

20190720

「やわらかな森」 2019年の100日記,


八ヶ岳に来ました。明るく気持の良い森の中で6〜7時間ほど、過ごしました。お散歩しては立ち止まり、絵を描いたり、ワイン飲んだり。ゆったりと。雨が降ってきても、木々の下に居るとあまり濡れなくて、平気のへっちゃら。暗くなったので今日のスケッチは終わり。明日も朝から森のスケッチです。



朝の森は、鳥達の鳴き声が賑やか!八ヶ岳倶楽部の森をイメージしてブレンドされたというハーブティ「やわらかな森」をいただきながら、優雅にスケッチです。立派なイシガラミの巻きつく様を描いています。

自家製白パンとインゲン豆のスープでおなか温めたら、森の中へ散歩に出かけようかと思います



20190719

森の狐 2019年の100日記,

私以外の宿泊者のいないペンションの、広い食堂のすみで一人の夕飯。なんだかシュール。さすがにちょっとさみしい。窓の外は森。

森で狐と思われる動物に出会った。柴犬よりひとまわり大きく、身体つきはシャープ、お顔がシュッとしていた。大きな目がこちらをジッと見ていた。私もついジッと見てしまった。


桃のカッペリーニと島崎藤村 2019年の100日記,

島崎藤村が足掛け7年ほどを過ごした城下町小諸。私塾の講師として小諸に赴任、結婚し、子供ができた”小諸時代“の間に、藤村は文学者になると決意したそうです。「もっと自分を新鮮に、そして簡素にすることはないか」と自らに問うて。

島崎藤村が通った温泉、中棚荘へ一泊。本当は佐久平駅付近のビジネスホテルに泊まる予定があいにく三軒とも満室で、検索範囲を広げてみたところ、電車で二駅ほど離れた小諸に宿を見つけたのでした。ビジネスホテルと同じくらいの値段で、こんなに雰囲気のある温泉旅館に泊まれるなんて!ラッキーです。これからも、シュチョーの際は目的地から少しだけ離れた場所も探してみるようにしよう、と思いました。

夜も朝も露天風呂に浸かりのびのび、ずいぶんリフレッシュ。季節の掛け軸に生花が飾られたお部屋。宿にはもちろん島崎藤村の本がたくさん。読書も楽しめて、なかなか贅沢な一泊でした。

でも温泉宿は一人で楽しむのはもったいない気も…今度は夫と二人で来よう。





さて、小諸では、友人との嬉しい再会がありました。マコペンお仕事ツアーの合間に、ちょこっとだけ寄り道お喋り。しばらくぶりの友人の笑顔を見たら、ほっとして、ちょっと泣けちゃいそうだった。

二人ともすごくタイミング良くて。それぞれタイトなスケジュールの中で奇跡的に会うことができました。運がいい。


で、桃を二人でいただいたんです。




桃のカッペリーニに、桃のパイ!

じゅくじゅわっっと甘い桃果汁が口の中に広がり、とろけます。桃果肉と、塩とハーブとトマトと合わせると全く新しい味が生まれるのね!感動のひと皿でした。そしてびっくりする盛り付け!何かすっごい綺麗なの出てきたよー!って大興奮です。ケーキかと思ったけどパスタです。カッペリーニ(細いパスタ)と一緒に桃食べたのはじめて!デザートもたっぷり桃でまた大興奮。注文してから焼き上げてくれるパイの、ザクザク感がたまらなくて。終始2人で、静かに盛り上がっていました。

すごくしあわせな夜でした。しあわせすぎて、じゃーね、またね、元気でね、バイバイした後ちょっと涙ぐんでしまいました。(結局泣いた。)

いい夜。おしあわせに!

20190716

旅するアトリエ、初開催 2019年の100日記,

松本駅近くにて待ち合わせ。「名刺」案最終チェックをしてもらい、データ納品と、原画のお渡し。喜んでもらえて安息。ホッとひと息。その後、ノートパソコンをひらいてザザッとひと仕事。

今回の松本滞在(4泊)では、朝から晩までフル稼動していたなぁと、満足、なんだかちょっとクタクタ気味。絵を書いたり文章書いたり、徒歩移動でよく歩いたり、打ち上げでうだうだと夜遅くまで起きてたり(!?)翌朝は早起きして朝の打ち合わせに備えたり!その上、ペットと仲良くするの苦手な私(野生動物が野生のまま生きている側にいるのは好きだけど、じゃれるペットが苦手)が、初めてネコと遊んだりしました。すり寄って来てくれたのを、ちょっと嬉しく感じたりして

よく動き回った自分へのご褒美に、美味しいものと、少しの読者タイムを。加藤文元さんの「数学する精神」。おもしろい。さて、数学の頭で、読者しながら電車移動です。




【“MAKO.pen&paper の 旅するアトリエ “ 
in まつもと 山山食堂】
7/13(土)9:00〜17:00 
7/15(日)9:00〜17:00
会場:松本市大手5-4-25 List 山山食堂

旅するアトリエ、初開催でした。 
一日目の旅するアトリエでは、とても良い出会いに恵まれました。初めて山山食堂にやってきてお食事を楽しんでいたお客さん、私ももちろん初対面。初めてなのに、私の絵を気に入ってくれて、その場で名刺制作ご依頼いただきました。嬉しい!

二日目は空想スケッチ史上最年少。3歳のコータロー君の夢は、紅い飛行機で空を飛ぶこと!弟のケンケンも後ろに乗っけてあげてね!


20190506

上流へ 2019年の100日記,



岐阜。いいところねぇー。

川の流れの上流へ向かって車を走らせながらピクニックスポット探し。いいなぁと思う場所がいくつも見つかりました。シュチエーションによって使い分けれそう。緩やかな流れが、時々プールのようにたまり水の碧が深く綺麗でうっとり。ころころまるい川原の石ころが、大きなゴツゴツとしたものが目立つようになり…と上流に行くに従い変わる川の様子に目が釘付け。深く切り立った渓谷にたどり着いた時には、2人でおぉ!と歓声をあげました。

川遊びしている子どもや大人の姿を見かけました。いまどき遊泳禁止になっている川が多い中で、この辺りは泳げる場所もあるらしく、嬉しくなりました。もちろん注意は必要だけど、川遊びしないまま大人になったら、逆に困るんじゃないか、とも思っていたりもします。いざという時に、例えば水に流された時、自分の身を守れなくて、とかで助かるものも助からない…だとか。小さいうちに、川も海も山も、自然の中で遊びながら、経験者からいろんなサバイバル知識を教わったり練習したりするのは大切。なんてそれは、さておき、

綺麗な風景が身近にあるって本当に幸運。とてもいい場所に暮らしはじめることができて、嬉しいです。家からそんなに遠くないので、気が向いた時にお昼ごはん食べに来られそう!

まき寿司と、タケノコの煮物、焼き鮭に海老の旨煮など詰めておでかけ、川原でいただきました。チャリ部(夫が大学生の頃に所属していた自転車部の愛称)のみなさんが結婚祝いに贈ってくださった重箱、活躍しております。ありがとうございます。


筍の煮物。
海老のうま煮。
焼き鮭。
エノキの豚肉巻き。
貝割れ菜とプチトマト。
巻き寿司2種類。
「青紫蘇+梅+しらす+たまご焼き」
「海老+生ひじき+豆もやし+たまご焼き」

木陰の下で水面を眺めてのごはん。きもちいい。

20190415

俵屋旅館 2019年の100日記,


京都、俵屋旅館さん。

Beauty is a silent eloquence. TAWARAYA Ryokan has breathtaking views on every single corner. I appreciate my husband to take me here where he stayed and impressed a 5years ago. My husband and I travelled to Kyoto together for staying at one of the finest hotel inJapan in April 2019.

ハッと息をのみ、時が止まったかのように立ち尽くしてしまう…そんな美しい光景があちらこちらにありまして、身に余るような贅沢な時間を堪能させていただきました。夫に感謝。俵屋旅館さんにも心から感謝です。

五年前に俵屋旅館さんに宿泊し感動したという夫。どんなに素晴らしい宿なのか話し聞かせてくれていました。夫の「きっと真子ちゃん好きだと思う。仕事(絵や創作活動)にもきっと役に立つよ。」との言葉に背中を押され、少し背伸びして、宿泊しました。この一年、結婚式や新婚旅行とずいぶん贅沢してしまったから、これ以上は…と少し躊躇するきもちもありましたが、帰宅した今、本当に行ってよかったなと思っています。こんなに純粋に、ただただ美しい世界に身体を浸せる機会、人生に、なかなかない気がします。これから先、何度も思い出すことでしょう。いつか、自分の身の丈を俵屋旅館さんに合わせて、また訪れる機会がありますように…。




京都、俵屋旅館さん。お部屋に到着すると、お茶が運ばれてきました。竹筒にはひんやり冷えたわらび餅。楓の間。名前通り、楓を眺める為のようなお部屋です。瑞々しい新緑の楓の葉にまず目を奪われたあと、ふと目をうつすと、床の間に、ぽぅぽぅっとさしこまれたピンク色。床の間に生けられたお花と、掛け軸に描かれた花と。顔がほころびました。

着物を選ぶ時は季節を少し先取りするのが粋なもの、と教わりました。例えば、春に桜の柄を着るのなら、開花前に。満開の桜の時期に、どうしても桜を選ぶならば葉桜の柄を。それならば、桜も散りはじめ、葉桜の季節の今時分にはどんな着物を着るのがしっくりくるのかしら…。俵屋旅館さんに泊まるにあたり、着物選びも真剣に悩みました。ちょっといいお宿に泊まるのだから、と少し緊張していたのです。
初夏に向かう爽やかな風、青く澄む空をイメージして青い着物に白銀の帯、煌めき揺れる銀の髪かざり。ここまで選んだあとで少し迷ったのは、帯揚げと帯締めの色。「初夏イメージを貫くなら若葉の黄緑、それではちょっと先走りすぎかしら、春の気配も少し纏いたいから菜の花の黄色かな、いやそれとも思い切り今の季節ど真ん中の散る桜のピンクでもいいかな…。」ブツブツひとりごと言いながら、辿り着いた先がピンク色でした。淡いピンク色で桜を思わせる帯締め。帯揚げは少し濃いめ薊のようなピンク色。

と悩んで選んだ着物のピンク色と同じ色が、お部屋のさし色として床の間にあったので、とても嬉しくなりました。それまでの緊張感がほぐれた瞬間でした。

掛け軸の絵は、「薊と蝶」。日本画家の望月玉成さんの手によるものだそうで、可愛らしくも上品で落ち着いた第一印象。ただしよく見ると、茎のラインはけっこう大胆で、力強い野性味があります。円の中の余白との絶妙なバランス感に感服です。表装の色合いと素材感も相まって、麗らかな春ののどかな空気を漂わせております。自分が描くつもりで改めてしげしげと眺めてみると、(私だったらここはこうしてしまうな、でもダイナミックにこうするとこっちが生きるなとか)、やっぱり、「うん、素晴らしいなぁいい絵だなぁっ、勉強になります」と頭を下げたい気持ちでした。

他のお部屋(他の方が宿泊されているお部屋)に飾られている絵について、作者一覧と作品名まとめたものがお部屋に置いてありましたが、美術館で見かけるお名前が記されておりました。なんとまぁ!他のお部屋を全部歩いて見てまわりたい気持ちです。それにしても、美術館の白い壁に飾られガラスケース越しに見ることを思えば…なんて良い鑑賞スタイル。こんなに間近に、自然光のもとで、お花と一緒に見られること。お茶をいただきながら眺められるって幸せなことです。なんて贅沢な。

絵がすっと部屋に馴染むようかけられていて、ささやかに生けられた床の間のお花と並んで、柔らかいピンク色で迎えてくれました。そして同じくピンク色を帯に少しさせたことで、とても嬉しい旅館時間のはじまりとなりました。

そうそう、今回の着物はレンタルです。たくさんの種類の中から着物や帯や小物を選ぶことができてとても楽しかったです。(自分でこれだけの種類を持つのはなかなか大変だもの…)。ピアスだけ持ち込み。 filetbijou さんのオーダーメイド(結婚式のサリーに合わせる用に作ってもらったもの)です。着物と合わせるのも新鮮で。(ピアス褒めてもらいましたよー蔵藤さん。!) 


たくさんスケッチしました。
私 (makopenandpaper )にとって「描くこと」は「記憶する」ための手段でもあります。心惹かれた「かたち」や「線」を追いかけて、目で取り込み、手に送って、紙の上に落とす。一度描いたものは、自分の記憶の引き出しに一旦スッと仕舞われて、手を動かせば、その記憶のかたちや線を引き出せます。

俵屋旅館さんはインスピレーションの宝庫で、覚えておきたいもの、描きとめたいものがたくさん。描くことで気がつくことも、感心させられることもしばしば。描きながら、気がつきました…このごろは依頼された絵を描き出す(アウトプット)ことが多くて、インプットする為の絵が少なくなっていたなぁと。出涸らしみたいにくたびれかかっているかもしれない。なるべくたくさんの美しい線やバランスを手に覚えさせてあげたいな…と思っています。俵屋旅館さん滞在は、とてもいいキッカケでした。


江戸時代に創業されてから、俵屋旅館さんに泊まったお客さん達…岩倉具視、伊藤博文、犬飼首相など日本を動かしたお方から、スウェーデン国王のカール16世はじめ国賓の方々、映画監督のヒッチコックにスピルバーグ、科学者のオッペンハイマー。スティーブ・ショブズは自伝でお気に入りの旅館として紹介するくらいで、日本滞在時には定宿としていたそうだ。音楽の世界のことはよく分からないけれど名前のメモをさせてもらうと作曲家のレナード・バーンスタイン、バイオリニストのアイザック・スターン。俵屋旅館さんの何がそこまで人々を惹きつけるのか。

“At Tawaraya, its design is essential to the experience of the inn: this suite is Japanese culture in miniature. Nature, light, art, texture, softness,framing, quiet, order ー“ “Tawaraya is owned by Toshi Satow, who who is the 11th generation of her family to take charge of the inn. 
The oldest wings of the present Tawaraya date 1788, and Mrs. Satow, whose late husband, Earnest Satow, was a Professor of Kyoto City University of arts, continues to acquire art objects and furniture to embellish an established that hardly needs embellishment, but she feels nannot be allowed to remain static. ・
And this, perhaps, is the essential thing about Tawaraya, as about Japan: it embraces history by allowing itself to be modern. Tawaraya is not a museum, and it is not a naked-believe excursion into the Japan of old; it is a living demonstration of the viability of traditional Japanese architecture and traditional Japanese in keeping “

建築批評家のポール・ゴールドバーガーさんがニューヨーク・タイムズ・マガジン(1995)で書いた言葉によると「俵屋に泊まるという体験においては、デザインというものは欠くことのできないものである。自然、光、芸術、柔和さ、肌理、枠組、静寂、秩序ー」「俵屋とは、外界の混沌に対峙する内面の静穏の隠喩であるのだ。」 俵屋さんは創業以降ずっと美術品や調度品を揃え続け、改装や増築も重ねているらしい。「伝統的な日本の調度で美しく整えられているが、時にはデンマークのモダン・デザインの椅子さえ採り入れられている。」十一代目の女将さん佐藤年さんの夫Y.アーネスト・サトウさんは京都市立芸術大学に教授であり、音楽評論家で写真家でもあるそうだ。 ・
「俵屋は美術館ではない。そしてまた見せかけばかりの古き日本を演出しているわけでもない。」「私たちを過去に連れて行ってくれるのではなく、過去を現在に引き寄せ、それらを調和させる-これこそが俵屋が私たちに与える最大のものなのである。」

“Tawaraya’s greatest gift is not that it brings the past -it is that brings the past and the present into flawless harmony. - Paul Goldberger, The New York Times Magazine 1995”


積み重なった時間、訪れた人がどう過ごしたのか想像するのもまた一興。






京都、俵屋旅館さん。

6:30ごろ目覚め、雪見障子をサッとあげ、雪ではなく新緑の楓を鑑賞。ドアの前に置いてくれてあった新聞を取り込んだタイミングで、運ばれてきました。

目覚めのヨーグルト。ツンツンとツノが生えてるようなグラスは「サンゴタンブラー」という名前。お土産にひとつ買って帰ることにしました。実はお家にひとつ、もう既にあるんです。5年前に夫が俵屋旅館さんに宿泊した時に自分自身へのお土産として買ったそうです。これで2つ揃いました。ツノハウスにぴったりなグラス。



20110103

2011年のはじまり

2011年1月1日
朝、
テントの内側の膜がぼんやり白く輝き始める頃目が覚めて
時計がなかったからそれが何時だかわからいんだけど
夏だというのに、ひんやり肌寒くて、それでなんとなく
早い時間に自分が起きれたんだなーと時間を予想して。
テントからよじよじと這い出て深呼吸。

樹高20mを超すだろうと思われる
大きなユーカリの森の底に座り
あさごはん。
こぽこぽわかしたお湯でスープを
それから、
サンドライトマトのバジル漬けと
スモークサーモンのディップをライ麦のラップに包んで
簡単な、だけどおいしいごはん。
食後にあったかい珈琲を飲みながら
木々の間からのぞくキラキラ輝く青いみなもを遠くに見下ろす。

たぶん今日は暑くなるんだろうなーとなんとなく思い
ボトルに水をたっぷりそそいで、リュックサックに投げ込み
スケッチブックに、筆、水彩と墨、
アーモンドとピスタチオ、ドライクランベリーとホワイトチョコレートと
ニコンのカメラさんに、替えのフィルムもって
それだけを持って、テントはそのままに、身軽になってでかけた。

森をでて、目指すのは海。

ユーカリの森からぬけだして
丘をくだり
牧草地をよこぎって
強くなってきた日射しを遮るもののない草っぱらをずんずん歩き
小さな池の横を通り抜け
小さくまぁるく分厚い葉っぱを持った、背のひくい木々の森にはいり
ゆったりとした流れの小さな川にかかる浮き橋をわたって
木々の間の小道の土が砂に変わり心がおどり
近づく波の音を聞きながら、よいしょよいしょと坂をのぼって
木々の背がいよいよ私の背より低くなり
ふっと空がひらけたとおもったら

さぁっと蒼がひろがって
ふわっと身体全体が風をうけ
すぅっと心がひらく感じがして

一直線に波打ち際に行き
透き通る水に手を浸し
なんだか自分の身体まで透き通っていく様な気がして
靴を脱いで海に入りそのまましばらくゆっくりとあるく

しぜんと、何に対してだか分からない祈りをささげたくなり
なんだか胸がいっぱいになる。
私の場合、
いまのところ、
神社にでかけてお参りをするより
一人で海に対峙する時のほうが
神聖な…というかなんというか、厳かなきもちになる。

ざぶんと潜って少し泳いだところで
ぷかっと水面に浮かびあがる。
一人で沖にでたら危ないので遠くにはいかない。
タスマニアにはサメがいる。
ぷかぷかと水に浮かび、ぽっかりと空と向き合う。
だんだん自分が溶けていく。
私は私なのか、私は海なのか、私は空なのか。

海からあがって
乾いた砂の、さらさらの心地よいなかへ、あしをつっこむようにして座り
スケッチブックをひらく。
最近ではスケッチをするという行為それ自体が
メディテーションのような働きをする。そんな気がする。
さっき身体で感じていた海を、こんどは目でとらえて、紙の上にうつす。
すごくきもちがよくて、しずかで、ここちいい時間。

数枚スケッチを描き終えたところで、人がやってきた。
ハッピーニューイヤーーと見知らぬひとと言葉を交わして
ふっと、現実世界にもどってきたような不思議な感覚を覚えた。
じゃぁ私は今までどこにいたんだっていう…。
こういう不思議な感覚って、時々あるよね。
小ちゃいときとか、なんかこういうのすごくコワかったけど
意外といろんなひとがこの感じ経験してるらしいことを後に知って
あぁなんだ、ふつうのことか、と思ってからはコワくなくなった。

その後もずーっと私は海辺にいて
知らない人。知ってる人。けっこうよく知ってる人。
来る人来る人と、たわいない言葉を交わしたり
あるいは一緒に水際を歩いて、けっこうディープな話しをさらっとしちゃったり
サイダーとビスケットをもらったり
それを一緒に食べながら、たわいないお喋りをしたり
オーストラリア人
フランス人
カナダ人
スペイン人
ドイツ人
そして日本人
国際色豊かなお喋り。
楽しい。

その日に私の描いた海のスケッチを今数えてみたら計7枚だった。
なんだか縁起がよさそうで嬉しい。











そんなゆったりとした時間を海辺ですごしたのち、
陽が傾きはじめ、おなかがすくころに
牧草地にはられた白い巨大なテントに向かって
海辺にいたひとたちと一緒に歩き出した。
どこかからか現れた人々が四方八方からうじゃうじゃと
白い巨大なテントにむかいそうしてテント下に吸い込まれていくのが見える。
ありんこみたいだ。
ビーチから草原へでると、
一日中強い日射しで熱せられた大地からむわっっと熱気があがるのを感じ
額に汗が浮かびはじめた。






夜。
日が沈むと一気に冷え込むここタスマニアの夏
だけど巨大テントの中はあつい。
おいしいごはん。
たくさんのひと。
たくさんのおさけ。
音楽。
ダンス。
ショー。
いろーーんな国出身のひとがみんな、
いっしょにごはんたべて(食べるものはちがったりするけど)
飲んで(飲まない人もいるけど)
酔っぱらって、ふわふわして
飲まない人は雰囲気に寄って
音楽にあわせて、てきとーーにおどる。
ちょっとしたことにみんなで大爆笑する。
ものすごく楽しい

1月1日の夜は
The Fallsというタスマニア最大の野外フェス&年越しイベントの
スタッフお疲れさまパーティー

そうなんです
なにを隠そう この私
この野外フェスのスタッフとして働いてきました!
The Falls
Music&Art Festival
http://www.fallsfestival.com.au/

インターネットを通してのスタッフ申し込みで
なかなか連絡もこなくて、だからダメかなーとも思ってて
それでも連絡が来たらいつでも向かって働けるようにとテントなどの準備をし
ダメならダメで一人旅をしよーーと気軽にかまえていたんです。
ギリギリで連絡があり
一人旅二日目の28日に
筋肉質なオージー男、金髪ドレッド、なのにひらひらのスカートを履いてる…
めっちゃくちゃ陽気でよく喋る…でもどーかんがえてもスカートを履いてる男と
自転車でひとり旅中という、ほっそりとしたドイツ人
肩につくくらいの金髪に無精髭、もの静かでかっこいい
の二人に拾われて
フェス会場へ。
ちなみに迎えにいくと言われた時間の一時間半後に迎えに来てくれた。
一時間半わたし、待ちぼうけ。
さすがオーストラリア、ゆったりとしている…。
そうして、じぶんが、どんなふうに、どう働くのかよく分からないまま会場入り。
一緒にスタッフとして働く人のなかには、キャラの濃い不思議な人がいっぱい。
ふわふわショートにめがねで、雰囲気が芸工のときちゃんのような
北欧、エストルニア
(どこの国だか私よくわからなくてなんども出身国ききなおしちゃった)
出身の女の子の旅人(一年半も旅をしている)や
長いひげを二本の三つ編みにして、つけ耳としっぽがある、まるで漫画のワンピースのキャラクターのような格好の、カナダ人のおじさん
ものすっごく元気でよく日に焼けた、なんだか色っぽいフランス人のおねぇさんや
ギャルギャルした感じのオージーの女子高生の女の子に
仕事できます、しきります、な雰囲気がでてる姉御っぽいひとから
うっしゃっしゃっていう感じで笑う無精髭のおじさんに
大学の友達同士できてるっていうメインランドから来た医学部の女子大生達
裸足でふわふわ一人ひとつ楽器を持ってあるいてるドレッド頭のヒッピー集団
そして
あれ?
ジャレッドのママ!?
どーーーしてここに!!!!
「真子!どうしてここにいるの!?え?スタッフなの?私もスタッフなのよ!?」
とジャレッドママ。
びっくり。

好きなとこにてきとーにテントはって寝床ととのえたら
午後五時にはじまるという全スタッフミーティングに参加するよういわれ
真面目に五時十分前についたんだけど
六時過ぎてもミィーテングがはじまらない。
となりにいたジャレッドママが
「こんなに計画性がなくて人を待たせる何て!!」と
イベントのマネージャーに文句言いにいってたんだけど
効果はなさそう。
そんなゆったりとしたイベント。

スタッフとして働いて…
とはいっても一人一日4時間だけの当番制で
他の20時間はスタッフもフェスを楽しもうねーっていうしくみなので
ゆったりと自分の時間を楽しめました。
初対面のスタッフメンバーがおもしろい変な人達ばっかりで
働いてる時間も楽しかったし。
ばんごはんも支給され、そのときシフトにはいってないひとみんなで晩ご飯。
28日、29日、30日、31日と4日も顔を合わせてれば、メンバーへの愛着もわく。
そんなフェススタッフ仲間(ジャレッドママ含む!)と一緒に
野外フェス会場にて年越し。
音楽のことはさっぱり分からずだけど、オージーに人気なバンドが来てるらしく
大盛り上がりの会場で、私の知らないアーティストの新年カウントダウン!
その一日後、一般のお客さんの帰った、1日の夜に
スタッフのみんなのお疲れさまパーティー
このスタッフパーティーがほんと楽しかったんだー





というわけで
私の2011年は
一人で静かに、祈りを捧げるような時間をすごしたあと
いろんな国出身のおもしろいスタッフメンバーと飲んで酔って踊っての大騒ぎ
で幕を開けました。

なんだかきもちいいのです

いいスタートです




2011年
もっと深く深く
もっと大胆に、そしてワガママに
繊細さと強さをもって豪快にすすんでいこう

Life is beautiful, if you know how to live.

人生を楽しもうっと!いひひな気分です