縄文時代中期の集落跡「梅之木遺跡」にて。復元された竪穴式住居に宿泊し、出土した土器のレプリカで煮炊きして、ほら貝を吹いてみよう、という体験会が開催されました。
復元した竪穴式住居。数人集まって、思いおもいに吹くほら貝の音が重なるのは、なかなかに気持ち良い。5000年前なんてうまく想像できないけども…大きな大きな空の下、火を焚いて、熱した石の間に葉っぱに包んだお肉を投げ込みました。その辺に生えてるヨモギを一緒に包んだので、香り高い!サツマイモやジャガイモはそのまま放り込み、焦げた皮を剥がして食べます。拾った枝の先をナイフで削って、ソーセージさして炙って。縄文の土器(レプリカ土器)に色々入れ、焚き火の中、突き立てます。美味しい、ワイルドキャンプ。
はじめての調理器具に出会う。縄文土器 編。
教科書や、博物館に展示されているものを眺めたことはあれど、使ってみるのは初めて。トンがった鍋底は、おき火の中に刺すのに便利よね、とか、外側は煤で真っ黒になるよね、そりゃそうよね、だとか。使ってみて分かることもある。
国の史跡の指定を受けた遺跡を会場に、山梨県北杜市さんの公共の企画で、こんな大胆なイベントをひらくだなんて、すごい。北杜市さん、すごい。ライブ縄文体験ができるって、とてもとても面白いと思う。椅子に座ってベンキョーすることに苦手意識を持つ子ども達、歴史(考古学!?)を嫌いになる前に、遺跡で遊んでみるのはどうだろう?
いろんなことができそうー!
私もどこかの遺跡のやとわれ縄文人になりたい…
今回は「ちょっとお手伝い」くらいだったけど、次回があれば、自分でメニュー考えて、とびきり美味しい「縄文料理」プロデュースしてみたい…!
夫が「ほら吹き」ゆえ、私も一緒に縄文遺跡体験ができました。ラッキー。そして、「遺跡の使い方/楽しみ方/遊びながらベンキョーすること」の可能性について想像をめぐらせワクワクしております。
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