【話しの聞き方(最近勉強していることをシェアします)】
①頭から否定しない、ただし安易に同調もしない 事実関係を把握する
②本人のきもちに重点をおいて聴く よい例「あなたはそう感じたのですね。」
③責めない 叱責は避ける「あなたの努力が足りない」はNG
④精神論は禁物 「気持ちがたるんでいる」「みんなもっとつらい思いしている」はNG
⑤すべきことは具体的に伝える
×曖昧なアドバイスをしない 「対人関係スキルを学んだ方がいいよ」NG
「しっかりしなさい」NG
○具体的に、いつ、どこにいくと、どんな支援がえられるかなど伝えてあげる
⑥こちらができる範囲を明確にする 「いつでも相談に乗るよ」とは言わない。
(ほんとにいつでも相談きちゃうから)
いい例「来週水曜日の15:00から1時間はなしを聞く時間を作れるよ」
⑦視覚情報で示しすと理解しやすい。文字を紙に書き出しながら説明をする
精神認知行動医学を専門とされている方からお話を伺いました。
自閉スペクトラム症など神経発達障がいを持っている相手に対して、どのように話を聞くか。というお話を聞いた時の私のメモ。(間違いがあったらすみません)
「支援が必要なわけではない健常者」を相手にお話をする時にも、そのまま役に立つような気がします。
ある病院の名誉院長さん、ホスピスでのエンド・オブ・ライフケアに取り組んできた方からうかがったお話も印象的です。コミュニケーションで留意していること、(以下私のメモです。聞き逃しあるかも?)
①答えの選択肢の広い質問を投げかける
②答えの選択肢が狭い質問はしない
(家族のこと、仕事のことなど、プライバシーに関わることは、聞き出されて嫌な気持ちになる場合がある)
③根拠もなく特定のことを断定的に言ってしまわないように気をつける。
良かれと思ってもNG
×ダメな例「いいですね、息子さんあとをついでくれて」「いいですね、優しいだんなさんで」など(家族間で揉めていてツライ場合もある。このひとことが相手の気持ちを追い詰めてしまう場合も。)
勝手に想像して、思い込みや憶測で価値判断をしてしまうことに気をつける
④思いや気持ちに焦点をあてて話しを聞く「その時、あなたはどのように思われましたか?」
気を使うことが多すぎて大変だなと思ってしまうけど、
でも
こんな風に話しかけられたら、うれしい。とてもうれしい。
逆に上記のNG項目を言われた時 嫌なきもちになったなぁと
思い出す。
話し方について。
時々思い出して、
ちょっと気を使って話しをできる人になりたい。
心が元気なタフな側(たぶん私こっち側)がちょっと余分に、気をつかって寄り添ってあげられるようになりたい。タフなのはたまたま、脳みそがそう生まれついたからなだけかもしれないから。(これも事故などにあって脳にダメージを負うと、それだけで性格も変わっちゃう可能性もある。明日は我が身だなぁと思う。)
生まれつき(または事故などで)脳にエラーを抱えているだけかもしれない相手に対して、
気を使って話すということ。一般的なふるまいになるといいな。
簡単にはできないかもしれないけど。
私も学んで気をつけるようにしていくので
どうかあなたもぜひ 。
一緒に挑戦してみませんか。
やさしい気づかいができる人になりたい。
心からそう思う。
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追記
NG例
「みんなもっとつらい思いしているのに。あなたは、めぐまれているのに、気持ちがたるんでいる。努力が足りない。対人関係スキルを学んだ方がいいよ。しっかりしなさい。」
こう文字情報としてならべてみると特に思うのですが
「精神論の曖昧なアドバイスで相手を叱責する」って、話し手側が満足するだけじゃないのかなぁ。聞いている相手にとって役に立つ情報が、その言葉には入ってない。
言いたくなっちゃう。たぶんこんな感じのこと言ったことある。そういう状況の時のことを思い出すと、たぶん自分イライラしていた。「自分はこんなに苦労してがんばっているのに、あなたは努力もしないで文句ばっかり言って!」というイライラから発していた言葉だと思う。
でもほんと、文字に書いて眺めてみると、何ひとつ相手の為になることは言っていない。(そもそも相手の役に立とうとも思っていなかった気がする。)
繰り返すがダメな例
「みんなもっとつらい思いしているのに。あなたは、めぐまれているのに、気持ちがたるんでいる。努力が足りない。対人関係スキルを学んだ方がいいよ。しっかりしなさい。」
言ってる側がエラそうに言って気持ちよくなっているだけ、または言いながらストレスを発散しているだけなのかもしれない‥なんておもってしまう。
だから「そう言われても、気にやまないこと」、と叱責されている側の人に伝えてあげたい。
やさしく真面目な人が、叱責されたことに辛くなって、でも何をしたらいいかわからなくて(そりゃそうだ、なにも具体的なアドバイスふくまれてないんだもの)、つらくなって心に傷をおって会社から去っていくようなシーンが減るといいな‥。会社から去ってもいいけど、自分のきもちをすり減らし過ぎないで‥
実際、世の中の「アドバイス」ってほとんど上のダメな例なのかも?(言いたくなりがちな気持ちもよく分かるので、自戒をこめてメモ。)
心に(わたし含む)が少し気をつかって、
個人個人の存在を尊重しあえるような雰囲気を作れたらいいな
簡単じゃなさそうだけど
もっとやさしくなりたい
ちょっとづつ「お互いに」気を使いあって暮らしていきたい